1973年にこの場所に誕生。今では「とうもろこしホテル」と呼ばれることも。

「とうもろこし」と呼ばれる独特の外観

JR名古屋駅から程なくすると見えてくる、黄色い円筒状の建物。表面はボコボコと飛び出しており、その色味と相まって、まるで「とうもろこし」のように見えるそれこそが「チサン イン 名古屋」です。

そんな独特の外観が話題となり、メディアにも取り上げられている「チサン イン 名古屋」の魅力をたっぷりご紹介します。

設計図。円の外側だけではなく内側にも客室が設けられています。

なぜこの形になったのか

1973年に誕生したホテルが、この形になった最大の理由は「効率」でした。 三角形の土地にいかに効率よく客室を作れるか。 その視点からこの円形プランが採用されました。
そして中庭を設けることで採光も配慮されたりと、効率性と当時の建設的な流行も踏まえ設計されました。

この建物を「とうもろこし」足らしめる、ボコボコと飛び出している部分には、客室のユニットバスが設置されています。 客室面積を確保するために、このような飛び出す形でのデザインが採用されました。

下まで続く螺旋階段。覗き込むとスリル満点です。

まるでイナズマで出来た螺旋階段

「チサン イン 名古屋」の魅力は外観だけに留まりません。
1階から最上階の10階まで伸びる螺旋階段。見下ろすと、階段の段差と黄色の塗装で、イナズマのような模様が現れます。

館内には2つ螺旋階段があり、手摺が青と赤の色違い。 どちらも同じようなイナズマ模様が見えるようになっています。

見学ツアーでは普段入れない屋上も特別に公開しました。

建築ファンの間で話題に

2017年、名古屋の魅力を紹介する「やっとかめ文化祭」内の「まち歩きなごや」という企画のコースのひとつとして見学ツアーが行われました。
建築家の栗本真壱さんは、このホテルが以前より気になっていたそうで、「まち歩きなごや」を企画するにあたり取り上げてくださいました。

募集開始から、不思議な外観とイナズマの螺旋階段の写真が話題となり、ツアーは大人気に。大盛況のうちに終了しました。

まだまだある、チサン イン 名古屋の見所


下から見る螺旋階段

下からみても圧巻の螺旋階段。首を痛めないようにご注意ください。

ぐるーっと回れる客室フロア

円形とあって各フロアはぐるーっと回れます。迷うことなく確実に客室にたどり着きます。

フロアごとに違うドアカラー

フロアごとに客室のドアの色が異なります。どの階が何色なっているか、確かめてみてください。

丸みは至る所に

外観の丸みは、やはり内装にも。フロント前の大きな円形の柱から至る所に丸いフォルムが見られます。

今は使われていない煙突

建設当初は大浴場がありました。屋上にはその名残りとして煙突が残っています。

中庭の景色

上からみるとドーナツ型とも言える建物。中庭側の客室からご覧いただけます。

魅惑の建築として

以上のように、チサン イン 名古屋にはただのビジネスホテルでは終わらない、建築物として稀少性の高いユニークな魅力がたくさんあります。

泊まるだけではない、楽しみ方を、ぜひ体感してみてください。

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メディア掲載情報


2018.03.06
雑誌「すごいホテル」にて紹介されました
2018.03.02
WEB Travel.JP「たびねす」にて紹介されました

チサン イン 名古屋

JR名古屋駅から徒歩4分、名鉄線の名古屋駅・近鉄名古屋駅から徒歩8分

〒453-0014 愛知県名古屋市中村区則武1-12-8
[ TEL ] 052-452-3211  [ Mail ] chisuninn-nagoya@solarehotels.com

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