北海道エリア情報 | 古参の常連に励まされつつ 三代目に受け継がれた、新子焼の変わらぬ味「鳥〼」

北海道エリア情報『どさんこインフォ』

HOKKAIDO

鳥〼(ます)

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新子焼1,620円。4人くらいでの注文が多いという。半身なのでボリュームがあるが、1人で食べる人も

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ずらりと並ぶ道産酒。新しい酒米で醸す道内各地の杜氏たちの技を飲み比べるのもいい。

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一本がかなり大きな「ひな皮」240円。香ばしさと脂の甘さもさることながら、丁寧な串打ちは必見。

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古びた風情が郷愁を誘う店内。矢野さんは三代目店長として切り盛りしている。

古参の常連に励まされつつ 三代目に受け継がれた、新子焼の変わらぬ味

札幌に『鳥〼(ルビ:ます)』が誕生したのは昭和42年。札幌の実業家が東京から職人を招き、円山に開店したのが始まりだった。新子焼きとつくねが評判を呼び、店を都心に移す。やがて歳月は流れて昨年の暮れ、常連客の経営を引き継いだ。

創業から伝わる焼き鳥のタレや新子焼きの秘伝レシピは、現店長の矢野秀明さんに託されることになった。「48年の伝統には、やはり重みがあります。先代や先々代の時代からの常連のお客様たちが励ましてくださったお蔭で、何とかここまでやってくることができました」。看板メニューは、何といっても中札内鶏を使った新子焼き。肉そのものの旨みが濃厚なので、味付けは塩と酒のみ。酒を掛けることで、表面がパリッと仕上がるのだとか。炭火で約20分、じっくりと焼いた新子焼きは、切り分けて出されるので箸でも食べやすい。シンプルな塩味は強すぎず弱すぎず、肉の中に眠る旨さを開花させている。

開店当時から名物であり続け、今もこれを求めて初めて店を訪れる人が多いことに納得させられる。この店の新子焼きは、旭川発祥のものとは系統を異にするという。「創業当時、新子焼きはすでに全道各地で食べられていたようです。それを初代が独自に工夫したのが、鳥〼の新子焼きなのです」最近は矢野さんや若いスタッフの縁で、若い人もずいぶん訪れるようになった。

秘伝の味は、次の世代にも引き継がれるに違いない。週末はかなり混雑するので、できれば予約してから訪れたい。

 

情報提供:あるた出版 月刊誌O.tone

撮影:小林慧

※2015年9月現在の情報です。

鳥〼 詳細情報

〒064-0804 札幌市中央区南4条西5丁目6-1 都志松ビル1F  (map)

[ TEL ] 011-251-1389

地下鉄南北線「すすきの」駅より徒歩3分

[ 営業時間 ] 17:00~23:30(L.O.23:00)

[ 定休日 ] 日曜・祝日

喫煙可 カード利用可 Pなし

店内32席(カウンター10席、テーブル12席、小上がり10席)

ホテル情報

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