北海道エリア情報 | 母が育て娘が受け継ぐ、風情あふれる炉端のカウンター「厚岸産生カキ・炭火焼・家庭料理 あんぽん」

北海道エリア情報『どさんこインフォ』

HOKKAIDO

厚岸産生カキ・炭火焼・家庭料理 あんぽん

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時代とともに客の顔ぶれも少しずつ移り変わりつつあるが、地元のサラリーマンから観光客まで幅広い層に愛される。杖をつきながら階段を上って来店する、数十年来の常連客も。

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カキは厚岸を中心に、道内のもののみを取扱う。大ぶりでふっくら肉厚の昆布森産焼き牡蠣は1個800円。

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行燈に書かれた店名の文字は、先代女将の栄子さんが書いたもの。暖簾にも同じ文字が染め抜かれている。

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これからの季節はキンキや白子、飯寿司も美味い。

母が育て娘が受け継ぐ、風情あふれる炉端のカウンター

狭い階段の上り口に灯る、白い行燈が目印。40年に渡って現在の場所で営業を続けている『あんぽん』は、厚岸から直送される殻つき生牡蠣を中心に、北海道各地の旬の魚介が味わえる店だ。

大きな炉端を取り囲むように、コの字型に配置された一枚板のカウンター。その深い飴色が、昭和の時代から刻まれ続けてきた歴史を物語っている。切り盛りするのは、2代目女将の襟川久美子さん。創業時から店を手伝い、一昨年に先代である母・栄子さんが他界したことで暖簾を引き継いだ。元々他の炉端焼き店が入っていたテナントを店名とともに居抜きで譲り受けたのが始まりで、店舗そのものは店の歴史よりもさらに少し古い。

それまでこの場所は1~2年のサイクルで店が開店しては潰れを繰り返しており、最初は栄子さんもここで長く続けるつもりはなかったそうだ。しかし当時は牡蠣料理に特化した店が札幌では珍しかったこと、そして女性ならではの細やかな気配りともてなしが客の心を掴んだこともあって、長きに渡り支えてくれるたくさんの常連に恵まれてきた。

何よりも店のことを第一に考えた先代女将。病に倒れた際にも、開口一番「魚屋さんからホッケを〇枚取っておいて」と言ったほどだという。

「母が体調を崩した時にはいつも代わりに店に出ていたから、今もまだそんな感覚ですね。心のどこかで、またそのうちひょっこり帰ってくるんじゃないかしらと思っています」。気負わず自然体で、変わらぬ風情と活きのよい牡蠣料理、そして母の思いを継承する久美子さんはそう語る。

 

情報提供:あるた出版 月刊誌O.tone

撮影:田名辺篤史

※2015年10月現在の情報です。

厚岸産生カキ・炭火焼・家庭料理 あんぽん 詳細情報

〒064-0805  札幌市中央区南5条西4丁目 ススキノ銀座通り北向 (map)

[ TEL ] 011-551-8877

地下鉄南北線「すすきの」駅より徒歩5分

[ 営業時間 ] 17:30~23:00(L.O.22:30)

[ 定休日 ] 日曜・祝日休

喫煙可 カード利用可 Pなし

店内18席(カウンターのみ)

ホテル情報

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