北海道エリア情報 | 胃袋にもフトコロにもありがたい、 変わらぬ味を守り続ける一杯「味処酒房 なかむら」

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HOKKAIDO

味処酒房 なかむら

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カツ丼 650円。ジューシーに揚がったカツは、器からはみ出るサイズで存在感抜群。下拵えの段階でしっかり叩いて筋を切っているので厚切りながらも食べやすく、店主の母直伝という自家製タレとの相性もぴったりだ。

 

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こちらも堂々たる食べ応えの、メンチカツ定食650円。肉々しい食感を活かした牛100%のミンチを使用しており、噛みしめればジュワッとあふれ出す肉汁がたまらない。すべての調理を一人でまかなう中村さんは、御年75歳。「肉もご飯も目方は量っていない。いっぱい食べてほしくて、ついつい多くなってしまうんだよね」と笑う。

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店は、36号線の電車通りに面したビル2階。昼は定食とどんぶりを提供、夜は揚げ物や刺身を肴に飲める居酒屋として営業する。

 

胃袋にもフトコロにもありがたい、 変わらぬ味を守り続ける一杯

和食居酒屋として小樽に創業した50年前から、トンカツを中心とした揚げ物メニューをリーズナブルに味わえる店として親しまれている『なかむら』。札幌・すすきのに移転してから10年を数え、ランチタイムにはパワーを付けたい男性客を中心に連日にぎわいを見せている。

なんといっても、カツ丼を食べずしてこの店は語れない。軽く一合以上は盛られたご飯の上に、豚ロースを贅沢に厚切りした揚げたてのカツ。絶妙な半熟具合に固まった卵は甘辛いタレをまとい、タマネギの食感も程良いアクセントとして全体を引き立てる。しかも、これで価格が650円というからさらに驚き。「うまい、安い、ボリューム満点」という“理想の昼飯三原則”を具現化した一杯は、胃袋だけでなくフトコロにとっても強い味方なのだ。

どんなに忙しかろうが、食材は下調理の行程においても作り置きはしない。肉は注文が入ってから塊からカットすることなど言うに及ばず、自家製の生パン粉は冷蔵庫で3日ほど寝かせた食パンを毎朝その日提供する分だけ手もみ、タマネギもオーダーごとに皮を剥くところから始める。これらはすべて、「新鮮なものを新鮮なうちに調理して食べてもらうのが一番」と考える二代目店主・中村一之さんのこだわりだ。「正直、能率が悪いなと思うこともあるよ(笑)。でも結局、味を大切にすることはお客さんを大切にすることに繋がっていくから」。小樽時代から変わらず通い続ける常連客も数多いことは、そんな誠実な思いが実を結んだ何よりの証と言えるのだろう。

 

情報提供:あるた出版 月刊誌O.tone

撮影:小林慧

※2016年02月現在の情報です。

味処酒房 なかむら 詳細情報

〒064-0804 札幌市中央区南4条西6丁目 晴ばれビル2F  (map)

[ TEL ] 011-232-4227

[ 営業時間 ] 11:00~14:00、17:00~23:00(L.O.22:30)

市電「資生館小学校前」停留所より徒歩2分

[ 定休日 ] 日曜・祝日休

喫煙可 カード利用不可 Pなし

店内30席(カウンター4席、テーブル10席、小上がり16席)

昼飯平均予算/およそ650円

 

ホテル情報

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